あとがき

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『アルテアの魔女』後日談を書き終えた時、あとがきを書きました。
 そこで私は、エレ達と繋いでいた手を離して、後の人生は彼らに任せる、という旨の事も言いました。
 だのに、まだエレ達を見ていたい、その先を自分の手で書きたい。その衝動に駆られて、離した手を引き戻し、スピンオフ『紅の鬼神』、そして続編『死神の継承者』が出来上がりました。
 一度綺麗に完結したものを続けると、「無ければ良かった」と言われてしまう作品は多々ありますし、実際生意気な事に、既存作品に対していちアマチュアの私がそう言って泣いて怒って当たり散らした事は、この人生で何度もあります。
 それでも、エレ達の手を取って書いた続編は、「無ければ良かった」とは作者としては全く思っていませんし、絶対に言いはしません。書いている本人がそれを言ってしまったら、書かれたキャラ達の行き場が無くなってしまうので。

「こう生きるかもしれなかった」という読み手の方に任せたはずの彼らのその後を、「こうだ」と決めきって、エピローグにこういう形として示した事は、賛否両論なのかもしれません。それでも、エレとインシオンの人生を最後まで書ききった事に、後悔はありません。
 彼女達の血を引くカナタ達は、ずっと親の名前を背負って一生を送るでしょう。その子供も孫達も、『アルテアの魔女』と『黒の死神』の子孫として、大陸に名を残すかもしれません。
 でも、その先は本当に彼らの物語です。人の一生で、何世代もの歴史を延々と書ききる事は出来ないと思うので、どこかの世界であった、長い歴史の中の1ページとして、『アルテアの魔女』を終わりにして、この後の物語は流れるままに任せようと思います。

 ……と、まあ、何かものすごい偉そうにくさい事申しましたが、エレ達の一生を、その先まで描けて本当に楽しい足掛け三年間でした! 萌えも燃えも嗜好も全ッ部叩き込んだ150話+αでした!!
 まだまだキャラ達が愛しいし、彼らを描いていたい気持ちはくすぶっていますが、オンラインでの『アルテアの魔女』はこれで終わりです。終わる終わる詐欺のように続いてきましたが、今度こそおしまいです。
 お付き合いくださった皆様、ご意見ご感想をくださった方々、本当にありがとうございました。

『皆様の未来に、恒久の幸せを』

 と、エレから濁り無きアルテアを贈って、このご挨拶を終わりにしたいと思います。
 ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございましたー!!

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